浜松市の雑居ビル、高所作業での網入りガラス交換!「網入りガラス」の意外な弱点とは?
こんにちは!浜松市を中心にリフォームと窓のプロとして活動している「リフォコ」です。
朝晩は少し涼しくなり、秋の訪れを感じる季節になりましたね。窓から差し込む光が心地よいこの時期、今回はとある雑居ビルの窓ガラス交換工事についてご紹介したいと思います。
ご依頼いただいたのは、浜松市中心部にある築年数の古い雑居ビルにお勤めのお客様。事務所の窓ガラスにヒビが入ってしまい、雨風が吹き込む前に直したいとのご相談でした。
現場に到着して窓の状態を確認すると、ヒビは窓の隅、まさにサッシのフレームから垂直に伸びるように入っていました。
「ああ、これは熱割れですね」
私たちがそうお伝えすると、お客様は不思議そうな顔をされました。
「え、ガラスが勝手に割れるんですか?」
実は、今回割れてしまったのは**「網入りガラス」**。火災時の延焼を防ぐ目的で、建物に設置が義務付けられていることも多いガラスです。ガラスの中に細い針金が格子状に入っているのが特徴ですね。
この網入りガラス、実は意外な弱点があるんです。
熱割れ・錆割れにご注意!網入りガラスの知られざる特性
ガラスの中に埋め込まれた針金は、ガラスとは熱膨張率が異なります。
特に冬場、窓ガラスの一部だけに直射日光が当たり、ガラス全体が温まらない状態になると、日差しが当たった部分だけが温められて熱膨張します。この時、針金も一緒に膨張しますが、網がガラスを内側から引っ張り、抵抗してしまいます。その結果、ガラスにかかる内部応力が限界を超えて、ヒビが入ってしまうのです。これが**「熱割れ」**と呼ばれる現象です。
また、サッシの隙間から雨水が侵入し、内部の針金が錆びてしまうこともあります。錆びた針金は体積が増えるため、やはり内側からガラスを押し広げようとします。これが原因でガラスが割れることもあり、こちらは**「錆割れ」**と呼ばれています。
どちらも、ガラスそのものが外的要因で割れたのではなく、経年劣化によって自然にヒビが入ってしまうのが特徴です。
今回はまさに、熱割れによってガラスにヒビが入ってしまった状態でした。放置しておくと、雨漏りやガラスの落下といった思わぬ二次災害につながる可能性もあります。
高所作業のプロにお任せ!安全第一でスピーディーに施工完了
さて、今回は地上から3階部分、高さにして約10メートルほどの高所での作業でした。
作業には危険が伴うため、まずはしっかりと安全対策。専用の安全帯を装着し、窓の外に出る際には細心の注意を払います。風が強い日や天候が不安定な場合は、日程を調整して安全を確保します。
今回は天候にも恵まれ、スムーズに作業を進めることができました。
古いガラスの撤去 まずは、ヒビの入った古いガラスを慎重に撤去します。高所での作業のため、ガラス片が落下しないよう、養生を徹底します。窓枠からガラスを外し、安全な場所まで運び出します。
サッシの清掃と調整 新しいガラスをはめ込む前に、サッシの溝に残った古いコーキング材や汚れをきれいに取り除きます。これにより、新しいガラスがしっかりと固定され、防水性も高まります。
新しいガラスの取り付け そしていよいよ、新しいガラスの取り付けです。事前に精密な採寸を行った新しいガラスを、2人がかりで慎重に窓枠にはめ込みます。この時、少しでもサイズがずれてしまうと、うまくはまらなかったり、隙間ができてしまったりします。まさに職人の腕の見せ所です!
コーキング作業 ガラスがしっかり固定されたら、最後にサッシとガラスの隙間にコーキング材を充填して、雨水が侵入しないようにします。
これらの作業を、長年の経験と確かな技術を持つ当社の職人が、安全かつ迅速に完了させました。
交換後のお客様からは、「これで安心して仕事ができます!お願いしてよかった!」と、大変嬉しいお言葉をいただきました。
窓のことでお困りなら、プロにご相談ください!
窓のガラスは、種類や状態によって様々なトラブルが起こります。特に高所での作業は危険が伴うため、DIYは絶対に避けてください。
「窓ガラスにヒビが入っているけど、原因がわからない」「窓の開閉がスムーズじゃない」など、窓に関するお悩みは、ぜひ一度私たち「リフォコ」にご相談ください。現地調査からお見積もりまで、お客様のお悩みに寄り添って最適な解決策をご提案します。
どんな小さなことでも、お気軽にお声がけくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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