草刈り中の飛び石でペアガラスが割れた!交換工事の流れと注意点


今回は「草刈りをしていたら飛び石で窓ガラスが割れてしまった」という事例についてご紹介します。夏から秋にかけて庭木や雑草の手入れをされる方も多いと思いますが、実はこの時期に意外と増えるのがガラス破損のご相談なんです。

特に最近の住宅にはペアガラス(二重ガラス)が使われていることが多く、割れてしまったときは交換工事が必要になります。今回は実際の交換事例をもとに、工事の流れや注意点を解説します。


飛び石でガラスが割れる原因

草刈り機を使っていると、どうしても小石や砂利が飛ぶリスクがあります。回転する刃に当たった石が勢いよく跳ね返り、ガラスに当たるとヒビや穴が開いてしまいます。

特に次のような条件だと割れやすくなります。

  • 駐車場や庭に**砕石(じゃり)**を敷いている場合

  • ガラスが地面から近い掃き出し窓の場合

  • 防犯ガラスではなく、一般的なフロートガラスやペアガラスが使われている場合

今回のお宅でも、庭に砕石が敷かれており、そこから飛んだ小石が窓に直撃。ペアガラスの室外側にヒビが入ってしまいました。


ペアガラスが割れたらどうなる?

単板ガラスであれば、その場で割れたガラスだけを交換できますが、ペアガラスは2枚のガラスを一体化させているため、部分修理はできません

割れが小さくても、そのままにしておくと次のような問題が起こります。

  • 割れ目から雨水や湿気が侵入し、内部が曇ってしまう

  • 割れが広がり、さらに危険が増す

  • 防犯性や断熱性能が低下する

そのため、基本的にはペアガラス全体の交換が必要になります。


交換工事の流れ

今回の工事の流れは次の通りです。

  1. 現地調査
    破損状況を確認し、窓のサイズやガラスの種類を測定します。ペアガラスはオーダーメイドになるため、発注には正確な採寸が欠かせません。

  2. ガラス発注
    サッシメーカーにペアガラスを発注します。通常、納期は1〜2週間ほど。断熱仕様やLow-Eガラスの場合はさらに日数がかかることもあります。

  3. 工事当日
    割れたガラスを慎重に取り外し、新しいペアガラスをはめ込みます。1窓あたりの作業時間はおよそ1〜2時間程度です。

  4. 仕上げと確認
    コーキングの状態や建付けを確認し、問題がなければ工事完了です。

実際に今回のお宅では、掃き出し窓1枚の交換で約2時間ほどで終了しました。


工事費用の目安と保険の活用

ペアガラス交換の費用は大きさや仕様によって変わりますが、

  • 掃き出し窓(幅1700mm × 高さ1800mm)で 4〜6万円前後

  • 腰高窓(幅900mm × 高さ1100mm)で 2〜4万円前後

が一般的な目安です。

そして意外と知られていないのが、保険で対応できる場合があるということ。
火災保険の「不測かつ突発的な事故」に該当すれば、自己負担を抑えて修理が可能になるケースがあります。

特に「近所で草刈りをしていて飛び石が当たった」など、ご近所同士ではなかなか言いにくいケースも多いと思います。そんなときも、まずはご自身の保険契約を確認してみてください。保険が使えれば、トラブルになることなくスムーズに修理できます。

 

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